スマホ一台から始められるVライバー活動は、プライバシーを守りつつ、自分だけのキャラクターでファンとリアルタイムに交流できる新しいエンタメ形態です。
本記事では、Vライバーになるための基本知識と5つのステップをわかりやすく解説し、初心者でも迷わずデビューできる方法を紹介します。
Vライバーとは、バーチャルアバターを使ってライブ配信を行う配信者のことです。
VTuberとの違いとしては、ライブ中心の配信スタイルに特化している点が大きく、リスナーとの即時コミュニケーションが魅力です。編集された動画投稿中心のVTuberに対し、Vライバーは雑談、歌、ゲーム配信などをリアルタイムで行います。
さらに、スマホやPCとアバターがあれば顔出しなしで活動できるため、匿名性が高く始めやすいというメリットも。キャラクターそのものを応援できる点や、配信者側の“中の人”を意識させない演出も多くの支持を集めています。
ここからは初心者が迷わず行動できるよう、5つのステップに分けて具体的にご説明します。
Vライバー活動の基盤となる「コンセプト設計」と「ターゲット層の明確化」は成功の第一歩です。キャラクターの性格や口調、ビジュアルイメージを細かく設定し、配信の対象となる年齢層や興味関心を具体化しましょう。
例えば、雑談中心の「癒し系お姉さんキャラ」や、ゲーム実況に特化した「元気系お兄さんキャラ」など、自分の強みを活かした設計が大切です。
また、候補プラットフォームで人気のあるコンテンツを調査し、どの層に需要があるかを把握すると、デビュー後の視聴者獲得に役立ちます。コンセプトの設計には自分自身との相性・続けていける設定なのかを考えながらじっくり取り組みましょう。
Vライバー向けの主要な配信プラットフォームには、スマホ完結型の「IRIAM」や「REALITY」、PCにも対応した「17LIVE」、拡散力に優れた「TikTok Live」などがあります。
IRIAMはイラスト1枚から配信でき、初心者向き。REALITYはアプリ内で3Dアバターの作成から配信まで完結し、ゲーム連動機能も備えています。
17LIVEでは2D/3Dアバターを簡単に作成でき、投げ銭や時給報酬制度も充実。TikTok Liveはアルゴリズムによる拡散力が高く、若年層にアプローチしやすいのが特徴です。
収益化条件やユーザー層、操作性を比較し、自分に合ったプラットフォームを選びましょう。
アバターはVライバーの象徴です。IRIAMやREALITYでは、テンプレートから髪型や衣装を選んで簡単に作成できます。Live2Dを活用した自作モデルは、有料ソフトだけでなく無料のソフトでも、表情や動きを設定することで本格的な演出が可能です。
クオリティを重視する場合は、外注サービスでプロに依頼するのも一案です。予算やスキルに応じて、自作と外注のどちらかを選びましょう。
配信環境の整備は、視聴体験の質を左右します。
スマートフォンで完結するプラットフォームを選ぶ場合は、アプリの配信設定を最適化するだけで設定完了です。
PC配信を行う場合はマイクやウェブカメラ、照明などの機材を用意しましょう。スタンドマイクやコンデンサーマイクはクリアな音声を、リングライトは顔色を明るく見せるのに効果的です。配信用ソフトは、画面レイアウトやテロップ、BGMの挿入が可能です。配信前に通信速度テストや音量チェックを行い、安定した環境で配信できるかを確認するようにしましょう。
ここまでの準備が整ったら、いよいよ初配信です。
配信開始前に配信タイトルやサムネイルを設定し、リマインダーで視聴者を誘導しましょう。開始後は明るい挨拶と簡単な自己紹介を行い、コメントを積極的に拾いながら視聴者に親しみを持ってもらえるよう意識します。
初配信はどうしても緊張するかと思いますが、リスナーとのコミュニケーションを楽しむことを意識して臨みましょう。
「いざVライバーを始めよう!」と決意しても、最初は不安や疑問が多く、できれば収益を得たいと考える方も少なくありません。そのような場合は、Vライバー事務所への所属を検討するのも一つの方法です。
事務所では、デビュー前の研修や機材サポート、配信ノウハウの提供、ファン獲得に向けたプロモーションなど、一貫した支援を受けられるためです。デビュー後も、マネジメントやイベント出演のサポートが受けられるため、安定した活動基盤を築きやすくなります。
当サイトでは、おすすめのVライバー事務所に関する情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

Vライバー配信アプリ人気No1(※1)
ギフトと配信時間の両方で稼げる
IRIAMライバー数最多(※2)
DAGV

最大4アバターまで
同時にコラボできる
REALITYライバー数最多(※3)
M Virtual

リアルとVの垣根がなく
顔出しするVライバーもいる
17LIVEのVライバー数最多(※4)
tolico
(※1)過去数日間のダウンロード数、レビュー数や評価、DAU(当日のアクティブユーザー数)をもとに決定されるAppStore無料アプリランキング(iPhone ソーシャルワーキング部門)にランクインしていたVライバーアプリの中で順位が最も高かったアプリ(2024年9月10日時点 17位)
参照元:AppStore(https://apps.apple.com/jp/charts/iphone/ソーシャルネットワーキング-apps/6005?chart=top-free)
(※2)Google検索「IRIAM事務所」で表示された全ページの中から、公式HPでエントリーを受付していたIRIAM対応のVライバー専門事務所(23事務所)を対象に調査を実施。「事務所のボーナス制度:あり」「ノルマ・配信時間の目安:記載なし」「デビュー時のイラスト制作費用:事務所負担」という条件をすべて満たした事務所のうち、公式HPに掲載されているIRIAMライバー数が最多(18名)(2024年9月6日時点・公式HPの情報を基にした編集チームの独自調査)
(※3)Google検索「REALITY事務所」で表示された全ページの中から、公式HPでエントリーを受付していたREALITY対応のVライバー専門事務所(11事務所)を対象に調査を実施。公式HPに掲載されているREALITYライバー数が最多(45名)(2024年9月6日時点・公式HPの情報を基にした編集チームの独自調査)
(※4)Google検索「17LIVE Vライバー事務所」で表示された全ページの中から、公式HPでエントリーを受付していた17LIVE対応の事務所(12事務所)を対象に調査を実施。公式HPに掲載されている17LIVEのVライバー数が最多(29名)(2024年9月6日時点・公式HPの情報を基にした編集チームの独自調査)

中高生7割が毎日利用(※5)
トレンドが生まれる激戦区SNS
VライバーのTikTokLIVE専門(※6)
Time Ticket Vライバー部

VTuberを支援する
特別プログラムを用意
ツイキャスのVライバー数最多(※7)
MUSUBIME△
(※5)参照元:MarkeZine(https://markezine.jp/article/detail/44270)【調査概要】
調査団体:LINEリサーチ
調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女LINEユーザー
調査方法:スマートフォンWeb調査
実施時期:2023年10月12日(木)~10月16日(月)
有効回収数:1,034サンプル
(※6)2024年10月2日時点のGoogle検索「TikTokLIVE Vライバー事務所」で表示された全ページを調査。エントリー受付中のVライバー事務所の中で唯一、TikTokLIVE専門のVライバー部があった事務所(2024年9月6日時点・公式HPの情報を基にした編集チームの独自調査)。
(※7)2024年10月2日時点のGoogle検索「ツイキャス VTuber事務所」で表示された全ページを調査(※「ツイキャス Vライバー事務所」の調査結果が0件だったためVTuber事務所で検索)。エントリーを受け付けており、所属ライバーがツイキャスをやっていた事務所は3事務所。各事務所名をツイキャス内のテキスト検索にかけた結果、所属ライバーのアカウントが最も多かった事務所(8名)(2024年9月6日時点・公式HPの情報を基にした編集チームの独自調査)